建材として屋根や壁に使用される波板はその形状や素材に多くの機能を内包している。
その機能を引き、波板を純粋な視覚情報とみなした時、均等に波打っている形状や透過性のある素材に美しさを感じた。
積み重ねたり、重ね広げたり、水面のゆらぎのように光が広がっていく照明を制作した。
機能を引き算したことで生まれた波板の新たな価値を体現すると同時に機能が持つ美しさについて思いをめぐらす作品だ。

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